緑茶でビタミンCを摂取しよう

2021.04.02

緑茶には抗酸化作用・抗菌・殺菌作用やコレステロール低下作用があるカテキンが含まれていることをご存知の方は比較的多くいらっしゃいます。
では、緑茶にはレモンの3倍~5倍もの豊富なビタミンCが含まれていることをご存知でしょうか。
コラーゲンの生成に作用し、美肌効果や免疫力づくりの代名詞ともいえるビタミンCですが、緑茶を飲むことでも摂取できます。
今回は緑茶に含まれるビタミンCについてご紹介します。

ビタミンCの主な効果・効能

・コラーゲンの生成・維持
しわの改善、毛細血管・歯・軟骨などを正常に保つ
・メラニンの生成抑制
ニキビの予防と改善、日焼け予防やしみの改善
・抗ストレス作用
ストレスや風邪の抵抗力を向上させる
・抗酸化作用
がんや動脈硬化の予防、老化防止

緑茶のビタミンCは壊れにくい

ビタミンCは熱に弱く、酸化して壊れやすいという性質を持っています。たとえばブロッコリーは100gあたりビタミンCを120mg含んでいますが、茹でる・炒めるなどで加熱するとビタミンCが壊れて生で食べるときの半分程度にまで含有量が減少してしまいます。
一見温かい緑茶でも同様にビタミンCが壊れてしまうのでは、と疑問に思われる方もいらっしゃると思いますが、緑茶に含まれるカテキンの効果によって壊れにくくなります。
前述の通りカテキンには強い抗酸化作用があり、これがビタミンCの酸化を防ぐ効果を発揮します。
そのため、温かい緑茶でも多くのビタミンCを摂取することができます。
緑茶の中でも特にカテキンの含有量が多い煎茶は、より効率的にビタミンCを吸収することができます。

ビタミンCは毎日の摂取が効率的

ビタミンCは、一度に多量に摂取してもその多くを身体にため込んでおくことが出来ず、尿とともに排出されてしまいます。そのため、ビタミンCは毎日適量を摂取することが最も効果的で重要なポイントです。
しかし、毎日指定された野菜や果物を食べ続けるのは飽きて中断してしまいがちです。
その点、緑茶は日本人にとっては身近で生活に根付いた飲料のため飽きにくく、日々の摂取にも適しています。
毎日飲み続けるだけで、知らずのうちにビタミンCやカテキンなどの健康機能のある成分を摂取できるため、無理なく続けられ、効果が期待できます。

まとめ

美容だけでなく、ストレス改善やがん予防にも効果が期待できるビタミンC。これらの健康効果を求める方はぜひ、毎日の緑茶で効率のよい摂取をおすすめします。

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