まだまだ使える!お茶の葉の活用方法
2021.04.09
古くなってもう飲まなくなってしまった緑茶や、飲み終わった後の緑茶の出がらしにも活用方法があることをご存知でしょうか。
今回は捨てるにはもったいない、お茶の葉の活用方法についてご紹介します。
お茶の葉で入浴「緑茶風呂」
出がらしの茶葉を使い古しのストッキングやガーゼ、だしパックなどの目の細かい袋に詰めて、お湯の中に入れます。
茶カテキンの抗酸化作用を利用して美肌効果が得られ、緑茶の香りで心身ともにリラックスすることができます。
カテキンには水虫の原因菌である白癬菌(はくせんきん)に対しても有効性があるという研究結果があります。
緑茶の出がらしを捨ててしまう前に一度試してみてはいかがでしょうか。
ただし、長時間緑茶風呂をためたままにしておくと茶渋が残ってしまいますので、注意してください。
お茶の葉で脱臭
緑茶カテキン類には、においの元であるアンモンニア臭や合板などの建材から発生するホルムアルデヒドなどの臭いを消す消臭効果があります。乾燥したお茶の葉は「移り香」という臭いを吸収する作用もあるため、その特性を生かして脱臭にも使用することができます。
・魚グリルの臭い消し
洗ってもなかなか落ちない魚グリルの臭いには、グリルにお茶の葉を入れて温めるだけ。
茶葉が温められて消臭効果を発揮します。
・乾燥させて消臭剤に
古くなった茶葉や、出がらしを自然乾燥または炒って水分をとばしたあと、容器に詰めればそのまま消臭剤になります。
移り香の特性を生かして、靴箱や冷蔵庫、トイレなどのいやな臭いを吸収してくれます。
濡れた出がらしをそのまま使うとカビのもとになりますので、消臭剤にする場合は乾燥させたものを使用してください。
お茶の葉で掃除
・シンクの汚れ落としに
出がらしをだしパックや使い古しのストッキングに入れて、シンクを磨いていきます。
緑茶のカテキンには抗菌作用があり、シンクの除菌にも効果を発揮します。洗剤とは異なり、手荒れの心配が無いのが嬉しいですね。
・フローリングの床磨きに
不要になったタオルや雑巾などに、濡れたままの出がらしを包んで絞ります。
出がらしを絞った布でそのまま床を磨いていきます。除菌効果と消臭効果があり、まさに一石二鳥です。
植物由来のため体にもやさしく安全です。
まとめ
古くなっても、飲んだ後でも、消臭・除菌などの緑茶の効果・効能はまだまだ残っています。
捨ててしまう前に緑茶の効果をもうひと活用してみてはいかがでしょうか。