香典返しにおすすめのお茶

2020.12.16

法事

香典返しについて

香典返しとは

香典には大切な家族を亡くし悲しみに沈む遺族を助け、励ますという気持ちが込められています。
そういった故人にお供えいただいたご厚志(お香典・玉串料・お花料・お供え)に対して、四十九日が過ぎた後に無事に法要を済ませることができた報告を兼ねて贈るのが香典返しです。
一般的には香典をいただいた人に無事に法要が済んだお礼として香典返しをします。

香典返しの相場

香典返しの金額の相場は、一般的に「半返し」といわれています。
いただいたお香典金額の半額相当の品物を目安としてお返しをされる方が多いため、そのように言われます。

「当日返し」は2,000円~3,000円が目安です。
葬儀の当日にお返しをする「当日返し」の場合は、香典や供物の金額に関係なく、一律の品物を用意します。香典の金額が一般的に5,000円~10,000円が相場とされていますので、当日返しの香典返しは2,000円~3,000円程度の品物を選ぶことが多いようです。

香典でいただいた金額が多く、当日返しした香典返しでは不足する場合は、忌明け法要後に改めて品物を発送します。

香典返しには「消えもの」を

香典返しには後に残らない食品やすぐに使ってしまう日用品などの「消えもの」が良いとされ、今日までのマナーとして定着しています。

気になるお茶の選び方

香典返しの定番ともなるお茶ですが、相手の好みに合わせて選べるのも良いところの1つです。
香典返しにおけるお茶の選び方について、ご紹介します。

故人が好んでいたお茶やゆかりある産地で選ぶ

故人が好んでいたお茶や、ゆかりのある産地のものを贈るのもおすすめです。
お返しをする際に故人にゆかりのあるお話があるとより心遣いが感じられるでしょう。

上司や目上の方に贈るには高品質なお茶

相手を敬う意味を込めて、玉露など格式高い高品質なお茶を贈るのがおすすめです。

相手の好みがわからないときは詰め合わせセット

相手の好みがわからないとき、詰め合わせセットであればさまざまな味を楽しむことができます。
日常使いからおもてなしまで、暮らしの様々な場面にあわせてお使いいただけます。
また、人を選ばないため一律でお返しをする「当日返し」の返礼品としてもおすすめです。

まとめ

香典返しは「故人にお供えいただいたご厚志に対してお返しする」という慣習ですので、故人との繋がりを大切にするものがよいでしょう。
故人の好み等が無ければ、相手に合わせて選ぶのがおすすめです。

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