暑さで寝付けない夜にも水出し緑茶を
2021.08.21
夏にぴったりの涼しげな水出し緑茶ですが、
残暑が厳しい8月以降の寝付けない夜にも効果があります!
夏が終わったあとも水出し緑茶を習慣化してみてはどうでしょうか?
寝付けない夜に水出し緑茶を
寝る前にお茶を飲んだら寝れなくなってしまうのでは?
カフェインには興奮作用があるため、就寝前に飲むと逆に目を覚ましてしまうため、
「寝る前にお茶を飲んだら寝れなくなる」、というイメージを持っている人はたくさんいると思います。
緑茶は睡眠の質を上げる?
近年の研究で、緑茶に含まれるテアニンが脳内のα波を増加させることがわかってきたのです。α波はリラックス時に増える脳波です。
このことによりテアニンにはストレス軽減や、睡眠の質を改善する効果があることがわかり、話題を呼んでいます。
しかし、テアニンの働きは、エピガロカテキンガレート(EGCG)やカフェインが混在すると弱められてしまうために、普通淹れた緑茶だと睡眠を妨げてしまう可能性があります。
そんなときにピッタリなのが水出し緑茶!
テアニンの効果を十分に発揮させるには、茶葉から溶け出すEGCGやカフェインをいかに抑えるかがポイントです。
そこでおすすめなのが、水出し緑茶。
テアニンは冷水にも簡単に溶け出しますが、EGCGやカフェインは水温が低くなるほど溶け出しにくくなるからです。
水出し緑茶にはうれしい効果がいっぱい!
水出し緑茶なら苦味のもとであるカフェインや渋味のもとであるカテキンが抑えられ旨味のもとのテアニンや、熱で壊れやすいビタミンCが損なわれません。
「カテキンは体に良いんじゃないの?」とお思いの方、ご安心ください。
水出し緑茶の場合、免疫力を高める「エピガロカテキン」というカテキンは全く抑えられることなく苦味渋味を出す他のカテキン類のみ抑えられます。
残暑を水出し緑茶で乗り切ろう
寝る前に飲んでしまうのはよくないというイメージを持たれがちの緑茶ですが、水出しに淹れ方を変えるだけで睡眠の質を向上させてくれます。
ぜひ寝る前に水出し緑茶を一杯飲んでみてください。
夏におすすめ!水出し緑茶特集
また、水で抽出することで、カフェインやカテキンの抽出をおさえられるのが魅力!こちらでは水出し緑茶のメリットや、淹れ方をご紹介します。 水出し緑茶について